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2016/10/30
現場の状況④ 1回目の炭と断熱編
こんにちは。
久しぶりに円山動物園に行った石川です。
この時期にしては朝から良い天気で、
暖かかったので、動物園日和でした。
↑ 次男の一番の楽しみはライオンです。
写真では寝てますが、この後起きて
動き始めたんですよ。
円山動物園は久しぶりだったのですが、
『アフリカゾーン』が
新しく完成してましたね。
色んな施設が新しくなったり、
見られる動物の種類が増えたりと、
各所で工夫があって、大人も子供も
楽しめますね。また行きたいです。
さてさて、もう恒例のN様の現場の紹介です。
ついに先日、
1回目の炭が床下に
500キロ分敷き詰められました。
↑ 『炭の家』のロゴ入りの袋に
約3キロの竹炭が入っています。
残りの500キロの炭は、
大工さんの間仕切りの造作が
もう少し進んだ頃に、
1階と2階の間に吊るされます。
(もう少し先に再度紹介しますね。)
そしてこの後は基礎の内側に続いて、
壁に断熱材を吹き付けていきます。
↑ 吹き付けの終わった後の様子。
柱の間の黄緑がウレタンです。
当社で施工している断熱材は
『硬質発泡ウレタン』というもので、
職人さんが現場で壁に直接吹き付けます。
(一般的には木造住宅よりも、
鉄骨や鉄筋コンクリートの建物で
多く採用されます。)
トラックのドラム缶から、2種類の材料を
混ぜ合わせ、ピストルのような吹き付けガン
から、柱と柱の間に吹き付けていきます。
↑ 赤いドラム缶には『イソシアネート』
白いドラム缶には『ポリオール』がはいってます。
↑ こんな感じで吹き付けます。
ガンから霧状にでたウレタンが、
壁に付着すると発泡し、モコモコと
広がっていきます。
↑ 科学的な原理はこんな感じです。
霧状に吹き付けることで、壁の間はもちろん
コンセントやスイッチプレートの隙間など、
どんな場所も
隙間なく断熱材を充填できます。
↑ コンセントの部分です。
隙間なく断熱材が充填されるということは、
家の中が密閉されることになります。なので
暖房の暖かさ、冷房の涼しさ
などが逃げにくくなります。
これが高断熱、高気密の秘密です。
だから暖かい家なんですよ。
(ちなみに私石川、ホーム企画センターに入社する前は
この発砲ウレタンの工事会社で営業をやってました。)
※ さらに断熱性能を高める方法も色々あります。
○窓を2重から3重にする
○外断熱を追加する
○換気システムを変える などなど
この辺の話は、また改めて紹介しますね。
こんな感じでウレタンが充填されると、
今度は石膏ボードを貼って、
間仕切りを作り、それぞれの部屋ができていきます。
N様のお家もこれからいよいよ、
後半戦に突入です。
引き続き、お楽しみに。