石川レポート web版

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2017/05/18

ミニバス公式戦 春季大会

こんにちは。



ミニバスチームの父母の方々から
バスケ用の名刺を作ってもらった石川です。

 



試合の際や、他の指導者の方に挨拶をさせてもらう際に、
今までは仕事用の名刺を出していたのですが、
なんだか変な感じだったので作っていただきました。



この名刺をバンバン配って、今後のミニバスの
活動の幅を広げていこうと思います。どこかの指導者の方、
練習試合の相手をよろしくお願い致します。




さて本題もミニバスです。
先日、僕が指導者になって最初の公式戦
『春季大会』がありました。


↑ がんばるぞ!俺に任せとけ!
  期待してるよ。



この大会はトーナメント方式なので、
シードされてないチームは初戦で負ければ
その時点で大会は終了です。



シードされていない我がチームの初戦は
冬の大会で3点差で負けている相手で、
4月の大会も好調な成績だったチームです。



僕は大会前から子供達には
『練習の時も相手が試合の相手だと思ってやりなさい』
と口うるさく言い続けました。



そして全員が『絶対に勝つ!!!』
強い気持ちで毎日練習して試合に臨みなさい
とも言いました。技術はもちろんですが、
小学生は気持ちの方が大事な気がします。


↑ 試合前の様子。4月から2人増えて11人に
  なりましたので、オープン参加を免れました。
  6月からも2人が入団予定です。



そして迎えた大会。朝一の第一試合です。
第1Qは新人の子を含めた5人でのスタート。
緊張もあったのか全員動きが硬い・・・。



全員が消極的で攻めようとする意志が
全く見えません。苦し紛れのパスをカットされ失点。
といった形で6点のビハインド



続く第2Qは長男の登場です。長男は去年、一昨年から
多く試合に出ていたので、多少は場慣れしています。
今回も司令塔としてチームを引っ張ってもらいます。


↑ ボールを運んでる様子。写真がないので、
  DVDの画面を写メで撮ったものです。




前半は1Qのメンバーと同じで硬さがあり、
一時差は8点差に。中盤いいDFで2点差にまで
詰め寄りましたが再度離され、再び6点差に。



いまいち波に乗れないまま、
両チームベストメンバーで臨む後半戦へ。



そんな後半戦の第3Q。ベストメンバーで
DFをがんばりますが、OFが全くうまくいきません。
パスは通らない、シュートは入らないと散々です。



結局6点差が縮まらないまま、最終4Qへ。
最終QもOFがうまくいかないまま、5点差で
ジリジリと時間だけが過ぎていきます・・・。



そして残り2分半頃の攻撃で、致命的なミス。
相手ボールになってしまい、いよいよ厳しい状況です。
ミスをした子は、コートの中で泣き出してしまいました。



しかし直後のDFをがんばってマイボールに。
そして前の攻撃でミスをして泣きながらがんばっていた子の
値千金のシュートが決まり3点差



残り時間は1分強です。ですが、ここも相手を止めて
マイボールに。しかし大事な大事なこの攻撃は
無理な体勢からのシュートが外れ、万事休す








と思いきや。我がチームの大黒柱、市内でも
トップクラスの体格のセンタープレイヤーが、
リバウンドをもぎ取りシュート



これが決まり、残り時間21秒で1点差です。
なんとかここのDFをがんばって、
ラストチャンスにかけると思った矢先、
審判の笛が鳴ります。???



なんと、焦った相手チームのスローインをする子が、
ラインを踏んでスローインをしたため、
残り時間21秒のままで、
ボールは我がチームへ。



ここで相手チームのベンチからタイムアウト(休憩)。
1分の休憩の中で、僕が子供達に指示します。
こんな緊迫の場面なんて、選手並みに緊張します。



一番手堅い、大きい子の高さを生かしたプレーで
時間を使って、残り時間が残らない段階で
シュートに行きなさいと指示しました。


↑ タイムアウトで指示をしている様子。



そして我がチームのボールで試合再開。
残り時間は21秒。泣いても笑っても
これが最後の攻撃です。



スローインから作戦通りにセンターの子へ。
シュートに行くかと思いきや、一度長男に
ボールを戻します。



長男も指示通り、再度センターの子に戻すかと
思いましたが、自分の判断でドリブルで横に動き、
マークを外して思い切ったシュート!!!










な、なんとこのシュートが決まって、
残り時間5秒でついに逆転!!!
1点差でリードし、そのまま試合終了。



信じられないような逆転勝利に、
選手も父母の皆さんも涙、涙です。
僕も半分泣いてました。


↑ 試合後の記念撮影。みんな満面の笑顔です。



はっきり言って、僕は途中何度もあきらめそうに
なりました。残り時間2分から5点差を逆転なんて、
漫画でしか見たことがありません。



しかしあきらめずに粘れば、チャンスが来るんですね。
『絶対逆転する!という選手の強い気持ちが、
相手のミスを呼び、長男のシュートを成功させたと思います。



この劇的な勝利で、なんとか次の試合に進めました。
しかし喜びもつかの間、次の対戦相手はブロックで
断トツの実力の優勝候補NO1の相手です。



過去最強の相手に対し、
我がチームがどんな戦いを見せるのか?
すっかり長くなったので次回に続きます。

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