- Home>
- 石川レポート Web版>
- 今年の冬も2DAYS 新日本プロレス②
2019/02/12
今年の冬も2DAYS 新日本プロレス②
こんにちは。
プロレスの話になると
つい熱くなってしまう石川です。
そんなわけで前回の続きです。
第4試合は5対5の戦い。
ここでの注目は本間選手です。
↑ 黄色い四角が本間選手です。
ガラガラ声で何をいってるかわからない
おもしろキャラの本間選手。首の怪我で
長期欠場していましたが、昨年復帰。
札幌で見るのは何年かぶりです。
↑ 本間選手。会場で握手、サインに
気さくに応じてました。いい人です。
試合は本間選手の必殺技の
『こけし』は不発・・・。
残念。しかし本間選手のチーム
新日本本隊が快勝でした。
そして第5試合。ここでは翌日
タイトルマッチを控えた二人の
前哨戦です。
この翌日、地元石狩出身のタイチ選手が
IWGPインターコンチネンタル王者
内藤選手に挑戦します。
タイチ選手は最近体重を増やし、
ヘビー級に転向。今までは鈴木軍で
『世界一性格のこずるい男』
というキャッチコピーで悪行三昧でしたが
最近では貫禄もでてきました。
↑ 最後に入場してきた王者内藤選手の
リングインをタイチ選手が演出。
珍しい光景です。
そしてこの3人タッグマッチ。タイチ選手、
内藤選手以外の4人も翌日ジュニアタッグの
タイトルマッチでの対戦を控えています。
そんな試合はタイチ選手が軽量の
BUSHI選手に強烈な
バックドロップ。
※私石川の好きな技の一つです。
最近は使う選手が少なくて寂しい・・・。
前哨戦はタイチ選手組の勝ち。
それぞれの翌日のタイトルマッチは
どうなるのか?
さあ、次の第6、第7試合は
スペシャルシングルマッチです。
SANADA選手 対 鈴木みのる選手
EVIL選手 対 ザックセイバージュニア選手
個人的にはここはかなり楽しみです。
この4人も翌日、タッグのタイトルマッチが
行われるので、その前哨戦です。
まずはSANADA選手と鈴木選手。
↑ 手前がSANADA選手。奥が鈴木選手。
ここ数年、札幌大会のメインイベントは
鈴木選手が多かったので、このブログでも
何度も紹介してました。
個人的にも鈴木選手のプロレスは好きです。
鈴木選手の強さ、怖さについては
以前の記事のこちらから
そんな鈴木選手に対するのはSANADA選手。
身体能力の高いSANADA選手は、次に戦う
EVIL選手とのタッグで活躍中。
しかしシングルマッチで戦っても、いつも
名勝負を見せてくれます。寡黙なキャラのため
控えめな感じなので、もっとグイグイ前に出て
アピールしてもいいのかな?と思います。
そんな二人の戦いは、やはり鈴木選手の
巧さが光ります。SANADA選手の技を
絶妙のタイミングでの返し技。
※ドラゴンスクリューを切り返して
腕ひしぎ十字固め。初めて見る
切り返し方です。さすが。
さすがの関節技です。しかしSANADA選手も
負けていません。気合をみなぎらせて、
声をあげてのエルボー合戦は会場も
熱くなりました。
最終的には鈴木選手の切り返しの
スリーパーから必殺の
ゴッチ式パイルドライバーで
鈴木選手の勝利です。いい試合でした。
そして次はセミファイナル。
EVIL選手 対 ザックセイバージュニア選手
僕は今回この試合が一番楽しみでした。
↑ 手前がEVIL選手。奥がザック選手。
EVIL選手は内藤選手のユニットL・I・Jの
ナンバー2。かなりの実力者で人気もある。
新日本プロレスでもトップクラスの強さ。
キャッチコピーは
『キングオブダークネス』
↑ 左は入場時の姿。まるで死神です。
対するはザックセイバージュニア選手。
僕の注目はこの選手です。ザック選手は
『サブミッションマスター』
の異名を持つ、関節技の達人。
※サブミッションは関節技のことです。
↑ ザック選手。私石川と
そう変わらない体重。もちろん私は
こんなにスリムじゃありません。
どんな状況、体勢からでも関節技を出し、
そのレパートリーは1000種類とも
言われてるそうです。
※プロレスの解説者でも、どの部分が
どう極まっているのか分からない
場合もあるそうです。
↑ 腰が曲げられ、肩、両肘
さらには指まで曲げられてます・・・。
そしてザック選手はプロレスラーとしては
本当に体重が軽く約85キロとのこと。
通常のレスラーと比べると
ガリガリに見えます。
本来はジュニアヘビー級ですが、ザック選手は
この体重でヘビー級で堂々と戦っています。
しかもあえて増量もしないそうです。
しかしザック選手は、必殺の関節技を武器に
昨年、棚橋選手、内藤選手、飯伏選手など
トップクラスの選手を次々を破る大活躍。
今回も剛のEVIL選手、柔のザック選手
という戦いの構図で好カードです。
※EVIL選手はザック選手は苦手そうです。
試合はと言うと、序盤はEVIL選手が
ザック選手の巧さをテクニックで封じ込める
意外な展開。EVIL選手は基本的な事が
しっかりできる実力者です。さすが。
しかし中盤以降は、やはり予想通り
パワーで攻めるEVIL選手の一瞬の
スキをつき、ザック選手の関節技
という展開。
ザック選手は相手にペースをつかませない
ように戦うのが本当に巧い。前に紹介した
鈴木選手もそうです。私石川
そんな選手が好きなようです。
しかし中盤以降はEVIL選手がパワーで
試合の流れをつかみます。場外の花道での
ブレーンバスターやロープ最上段からの
ブレーンバスター。
軽量のザック選手にとってこれはキツイ。
かなりのダメージを負ってしまいます。
EVIL選手はフィニッシュを狙います。
EVIL選手のオリジナルの必殺技
『EVIL』は柔道の大外刈りのような技で
勢いをつけて足を刈るので、かけられた
相手は後頭部から強烈に叩きつけられます。
↑ 『EVIL』です。首を腕で巻き込むため
ダメージは増幅されます・・・。
その『EVIL』を何度も狙いますが、
大技にはやはりスキもあります。
ザック選手はそれを見逃さず、
固め技でスリーカウントを狙います。
↑ 少しでもスキを見せると
丸め込まれてピンチです。
必殺技を何度も切り返され、気づけば
逆に大ピンチのEVIL選手・・・。
しかし最後は必殺技『EVIL』がさく裂。
ザック選手は一撃で立ち上がれず
スリーカウント。
EVIL選手の勝利です。
これは盛り上がりました。
素晴らしい試合でした。
翌日のタイトルマッチの前哨戦は
これで1勝1敗。翌日が楽しみですね。
※こうなると翌日も観に行きたかった。
翌日にタイトルマッチを控えた選手の
前哨戦ばかりで、あまりいい勝負に
ならないのでは?という不安は
選手達が吹き飛ばしてくれました。
ここ数年観に行った中で、前座の試合から
ここまで楽しませてくれたことは
なかったと思うくらい、個人的には
いい試合、内容ばっかりでした。
さあ、残すはメインイベントのみですが、
ここからだと、いつ終わるか分からないので
次回に続きます。