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2023/12/15
ミニバス 2023秋季大会 決勝戦
こんにちは。
念願の全道大会の出場
という目標は達成しましたが
本当の目標に向けて
まだまだ気は抜いてない
我がミニバスチームです。
↑ 本当の目標はこちら。
そうです
春の春季大会で惜しくも敗れた
トーナメントでは①のチームに
今大会で勝って、
優勝して全道へ
これが目標です。
そんな決勝戦の舞台。
相手はやはり①のチーム。
順当に勝ち上がってきてくれました。
↑ 我がチームは⑥。
舞台は整いました。春に負けた
悔しさを晴らすために子供達は
この半年間がんばってきました。
そして決勝戦の会場は
我々がいつも練習している体育館。
さらに我々男子の決勝戦は
この日の最終試合。
表彰式を控えた女子の4チーム。
3位決定戦を終えた男子の2チーム。
そしてこの日会場にいるみんなが
この決勝戦に注目してくれてます。
こんな最高の舞台で決勝戦が
戦えるなんて、子供達も
我々スタッフ、父母も感激です。
↑ 我がチームはベンチ外の
メンバーが約30名。
団員の父母の皆さん。
OBの中学生、高校生。
※我が家の長男とその仲間達も。
そして2階の観覧席には仲間の
女子チーム(2チーム)の皆さん。
総勢すればおそらく200名以上が
我がチームを後押ししてくれます。
ホームコートの大声援を背に
子供達には全力を出し切ってもらいます。
※ようやくコロナ前の盛り上がりが
戻ってきた感じがしました。
さあ。いよいよ決勝戦
試合開始です
↑ 我がチームは黒ユニフォーム。
この日は残念ながら⑭H君が
体調不良でお休み・・。
前日まで元気だったので
本当に残念です。ですがH君の分まで
みんなでがんばると子供達の
モチベーションは上がってます。
そうして始まった1Q。
メンバーはいつも通り。
キャプテンの④Y君のファールトラブル
だけが、唯一の心配なポイントなので
このQでファールは1つで
おさえるように指示してます。
※バスケはファール(反則)を
1試合で5回犯してしまうと
退場になってしまいます。
そのためファールが3つや4つとなると
退場の危険性からアグレッシブな
接触のあるプレイができなく
なってしまうんです。
そんな立ち上がり、6年生達からは
感じないですが、5年生の⑨Y君から
緊張からくる硬さが見て取れます。
⑨Y君も今年1年、5年生ながら
6年生達ベストメンバーに遜色がないほど
経験は積みましたし、実力もついてます。
それでも大歓声のなかの公式戦となると
いつもと違う緊張感があったようです。
それでも6年生達はさすが。
平常心のプレイで流れるような速攻。
幸先よく我々が先制です。
↑ ⑬S君から逆サイドの④Y君へ。
速攻はたくさん練習しました。
しかし幸先よく先制したものの
⑨Y君だけでなく、両チームの全員に
やはり硬さがみられ、お互い
トラベリングなどのミスが重なります。
そしてそのあと、膠着状態を打開しようと
④Y君が自慢のスピードで突っ込み
周りへパスという得意のプレイを
試みるとこれがチャージングの判定。
↑ チャージングはOF側のファール。
足が止まっているDFにOFが接触
した場合はチャージングになります。
チャージングの判定は普段なかなか
ないですが、決勝戦ということで
審判も上手な方が担当してくれてます。
さすがのジャッジです。
ファールトラブルを防ぐため、
④Y君にはこのQの
ファールを1つでおさえる指示を
してましたが、序盤ですでに
ファールをしてしまったのは若干
心配ですが、まだ序盤です。
しかし、そのわずか1分後。
今度はDFの場面で④Y君
2つ目のファール。
いきなり予定が狂います。
後半のことを考えると④Y君が
ここでこれ以上ファールをする
わけにはいきませんが
相手のキーマン⑩は④Y君に任せてます。
嫌な感じはしつつも、とりあえず
このまま様子を見ます。
そこからお互い気合いのこもったDFで
なかなか得点はできず
6-6で残り時間が1分を切る頃
まさかの事態が。
↑ さっきも似たような場面が。
ゴールへ向かって突っ込んだ
④Y君が相手DFに接触しホイッスル。
これがまたもチャージングの判定。
1Qですでに④Y君の
ファールが3つに。
これは本当に一番恐れてた展開です。
6-8と2点ビハインドですが
我々にとってはかなり苦しい状況です。
しかし、コーチがここで動揺しては
子供達が不安を感じます。
苦しい気持ちをグッと押し込み
④Y君には『ナイスプレイ。
気にしないで切り替えていこう』
と伝えましたが、この時の自分は
一体どんな顔をしてたんだろう・・・。
ですが、過ぎてしまったことは
仕方がない。気持ちを切り替えて
2Qのメンバーにもがんばってもらいます。
そんな2Qのスタートは⑩H君が
ナイスプレイで同点に追いつき
なかなかいいムードになった
ところで・・・。
↑ また似たような感じ・・・。
今度は大黒柱⑥O君が
相手DFに突っ込み、またしても
チャージングの判定。
1試合にチャージング3つなんて
ミニバスで初めて見ました。
バスケットは体の強さも必要で
時には相手にぶつかっていくのも
大事な技術です。しかし、相手DFの
位置を確認し、チャージングに
ならないように視野を広げたり
動きを工夫する技術がまだ足りません。
それでも⑥O君はその後、高さと速さを
生かして、たて続けに得点。今日の彼は
のってる雰囲気があります。
↑ 最近では背も伸びてるO君。
卒団までにダンクができるように
なるか?楽しみにしてます。
その後は一進一退。相手の
⑨⑬が5年生ながら手強い。
シュート率、視野、テクニック。
来年度のチームも苦しめられそうです。
↑ ⑬のシュートはかなりの高確率。
大したものです。
そんなこんなで、このQは10ー10と互角。
16-18と2点ビハインドで
後半戦に臨みます。
2点差は1ゴールで追いつけるので
ビハインドというほどじゃありません。
いつものベストメンバーの
6年生5人に任せます。
後半のスタートもお互い互角。
相手が⑬のシュートで得点すれば
我々も次男のロングシュートで
追いかけます。
↑ 各メンバー、このロングシュートも
たくさん練習しました。
1Qの速攻も次男のロングシュートも
ここまでうまくいってる
パス回しからのOFも本当に全て
春に負けてから、この日のために
必死に練習してきたんです。
このQは我々が2から4点を追いかける
形でしたがQの後半。全員でOFもDFも
協力し、ついに追いつきます。
そしてホームの大歓声に
背中を押され、この試合初めて
我々に流れがきます
↑ それをもたらしてくれたのは
⑥O君のリバウンド。
圧倒的な高さでリバウンドを取ってくれる
⑥O君のおかげで、味方は安心して
思い切りよくシュートが打てます。
さらにゴール下でリバウンドを取った
O君がそのままゴール下でシュートし
得点を重ね、このQは10ー4。
26‐22と逆に4点リードし、最終Qへ。
心配していた④Y君のファールもなく
会場のボルテージも最高潮。🔥
僕の指示もコートの子供達に
聞こえないくらいの盛り上がり。
さあ。泣いても笑っても最終Q。
コートの5人もベンチや観客席で
応援する子もすべて出し切ってこい
↑ 『絶対勝つぞオウ』
この展開、いつもながら
僕はお腹が痛くて大変です。
しかし、それとは対照に子供達の
雰囲気は落ち着いており、プレイにも
焦りなどは全く見えません。
なんだかすごく頼もしいです。
しかし、そんな最終Qも
お互い必死の攻防。
2分以上、どちらも得点ができない
膠着状態が続きます。
そして2分半すぎにフリースローで
1点詰められ、その直後⑬の
個人技で失点し、1点差に。
ですが、そのあと喜んでる相手をよそに
④Y君から前線の⑧F君へロングパスが。
そこから⑧F君がファールをされながらも
シュートを決め、バスケットカウント
↑ 会場はものすごい盛り上がり。
④Y君の判断も素晴らしい。
⑧F君もよく決めた
これで再び3点差へ。フリースローは
外れましたが、その勢いのままに
DFが成功。さらにそこから速攻が
決まり5点差。
残り時間は2分を切りました。
しかし、ここでも⑬は冷静です。
2分で5点差はまだまだ。
と言わんばかりに落ち着いて
シュートを決めます。これで3点差。
まだまだ勝負はわかりません。
残り時間は1分46秒。
そしてここで相手がタイム。
もうここで何を話したか?
正直あまり覚えていません。
たしか『ここで絶対に気を抜かない。
何点差になっても最後のブザーが
なるまでDF、リバウンドを今まで通り
がんばろう最後まで集中』
こんな話だったはず。
ですが正直、相手がとったタイムだった
こともあり、そんなことはあえて
言わなくてもコートの5人は
ちゃんとわかってました。
↑ 司令塔の④Y君。手ぶりで
『落ち着いて、時間使おう。』
④Y君の集中力はすごかった。
そしてタイム明け。得点は34‐31です。
勝敗の行方はまだまだわかりません。
我々の攻撃は冷静な④Y君のコントロールで
時間を消費して攻めます。
そしてここで決定的な
仕事をしてきたのはやはり⑥O君。
味方の外れたシュートのリバウンドを
もぎとり、ゴール下でシュート。
↑ これが決まって5点差。
O君、ド派手なガッツポーズ。
まだ1分以上時間は残ってるよ。
ここからの残りの1分はこの勢いで
我々がさらに押せ押せムード。
相手をしっかり守り、再び⑥君の
ゴール下、さらには⑤次男の速攻で
4点を追加。最後までDFの集中力は
途切れませんでした。
そしてタイムアップ。
最終スコアは40‐31。
目標のブロック優勝を達成しました
↑ 歓喜の瞬間です。
最終的には9点差になりましたが
最後まで一瞬たりとも気が抜けない
本当に苦しい戦いでした。
ですが、どんなに劣勢でも
不思議と最後には勝ってきそうな
安心感というか、自信のような
ものを試合中の子供達から感じました。
・春に負けた悔しさを絶対に
晴らしたいウチの
子供達の執念。🔥
※春にウチが勝っていれば
逆に今回は勝てなかったのでは
とも感じます。
・ホームコートの大声援。
・主力が5年生か6年生か。
この辺が勝敗を分けたとは思いますが
正直、どちらが勝ってもおかしくない
内容でした。両チーム後半は
ファールも少なく、決勝戦にふさわしい
素晴らしいゲームでした。
そしてコートの選手を後押ししてくれた
応援の皆さん。本当に感謝です。
この応援が逆(相手側)だったと考えると
我々の勝利はなかったとも思います。
それほど、応援は選手の力になります。
↑ 号泣の母。と
ミニバスではあと一歩、
この喜びに届かなかった長男が
次男をねぎらいます。
それを見た父さんもとうとう
応援の皆さん、各指導者の皆さん
関係者の皆様から
『おめでとうございます。』と
温かいお言葉をいただきました。
皆様、本当にありがとうございます。
我がチームの子供達と
父母の皆様は
本当に最高です
こんな素晴らしい経験をさせていただき
感謝しかありません。
↑ ベストメンバー5人で賞状、トロフィー
などを受け取りました。
このチームのコーチをはじめて約7年。
『ブロックで優勝し
全道大会へ出場』
ついに夢が叶いました。
本当に幸せです最高です
いや~。決勝戦の日から
このブログを作ってる日まで
2週間ほど期間は空いたのですが
今でもあの試合の興奮がよみがえります。
このブログを見て
応援してくださった皆様も
本当にありがとうございます。
そして次は初めての
全道大会が待ってます。
全道大会は1月12日から。
引き続き、応援よろしくお願いします。