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2019/07/25
今年の夏も新日本プロレス(^O^)/ ②
こんにちは。
ブログ仲間のスーミーズ佐々木氏に
軽くディスられてもプロレスを
熱く語るのはやめない石川です。
そんなわけでプロレスの記事の続きです。
続く第5試合、ここからは
G1クライマックス公式戦の戦いです。
矢野通選手VS鷹木信悟選手。
↑ リング中央の赤いガウンが矢野選手。
右が鷹木選手。
敏腕プロデューサーこと矢野選手は2日前に
優勝候補の内藤選手を破る大金星。
勢いに乗っての2戦目です。
対する鷹木選手は去年、他団体から新日本プロレスに
移ってきました。公式の体重はジュニアヘビー級
ですが、パワフルな戦いはヘビー級でも
十分通用するとのことで、今回リーグ戦に初参加。
しかも鷹木選手は新日本にうつってから
今年の6月くらいまで一度もフォール、
ギブアップ負けがなかったほどの強者。
なかなかおもしろい試合になりそうです。
コミカルなキャラで反則を堂々と行い、
自分の世界に引き込もうとする矢野選手。
対する鷹木選手はゴリゴリのパワーファイター。
序盤は真正面から戦おうとする鷹木選手を
矢野選手がのらりくらりといなす展開。
↑ 奥が矢野選手。鷹木選手を場外に誘い込むために
場外に椅子を置いてふてぶてしい態度。
リング上の鷹木選手は困惑・・・。
そして中盤は矢野選手がペースを握ります。
場外で鷹木選手を痛めつけ、リングアウト勝ち
(20カウント以内に場外からリングに戻れない)
を狙い、通路に机や椅子を並べて鷹木選手を妨害。
何とかリングに戻った鷹木選手、ですが矢野選手が
さらに姑息な手段で鷹木選手を陥れようとします。
自分で持ち出した椅子をレフェリーが見てない
うちに鷹木選手にパス。すかさずレフェリーに
『凶器だ。反則だろ』とアピール。
鷹木選手を反則負けに陥れようとしますが、
矢野選手、このパターンはいつものことなので
レフェリーはお見通しで認められず。
逆に鷹木選手のタッグパートナーBUSHI選手が乱入し
レフェリーがそっちに気をとられてるスキに
鷹木選手の椅子攻撃が矢野選手にヒット
↑ 矢野選手の頭にガッツリ当たってますね。
そこから鷹木選手の必殺技
『パンピングボンバー』がさく裂。
勝負ありです。
お互い本気の真剣勝負も魅力ですが、
矢野選手のような戦い方も
実にプロレスらしく、楽しめます。
笑わせてもらいました。
続く6試合目は毎回、僕が期待している
後藤洋央紀選手の登場です。
後藤選手も最近ずっと勝てなかった強敵
ジェイホワイト選手に2日前に勝利し
勢いに乗っています。
その時には最近の後藤選手は封印していた
必殺技『昇天・改』も繰り出し、
しかも新必殺技を披露したとの情報があり
いつも以上の期待度でした。
※この『昇天・改』は最近のプロレス技で
僕が一番好きな技です。ですが、
ここぞの時にしか使ってくれません。
この後藤選手、2008年はこのG1クライマックスで
優勝し、数年前は惜しくも準優勝でしたが
その優勝決定戦では鳥肌が立つほどの
素晴らしい勝負を見せてくれました。
↑ この時の優勝決定戦は今でも覚えてます。
(TV中継ですが。終わってすぐにもう一回観ました。)
優勝したケニーオメガ選手は本当に強かった。
互角に戦った後藤選手も強かった。
選手層が厚い新日本プロレス、次々と
新しいスターが現れてきますが
後藤選手はまだまだタイトルを狙える
ポジションで戦えると僕は信じてます。
そんな後藤選手の相手は
ファンキーなアメリカ人
ジュース・ロビンソン選手。
最近では髭も生やして、トレードマークだった
ドレッドヘアーを切りイメージチェンジ。
2年目に観戦した時もこのカードを観ましたが
その時は後藤選手の貫禄勝ち。
2年前と力の差は広がってるのか、縮まっているのか?
さあ試合開始です。
↑ 左が後藤選手。右がロビンソン選手。
序盤は予想通り、後藤選手のペース。
得意のキック攻撃などでロビンソン選手の
首にダメージを蓄積させます。
しかしこの日はロビンソン選手の
勝利への執念が後藤選手を
上回ってました。
中盤も後藤選手のペースでしたが、
後藤選手は決めきれない感じ。
そこにロビンソン選手の
強烈なグーパンチが連発でさく裂。
※プロレスでグーパンチは基本反則です。
パンチをの嵐を浴びフラフラのところに
本来後藤選手が得意なはずの頭突きを
ロビンソン選手が繰り出し、そこから
必殺技の『パルプフリクション』に
つなげ、ロビンソン選手の勝利。
今年も後藤選手の必殺技『昇天・改』は
見れずじまい・・・。この先、
『昇天・改』を生で見れる
日はくるのか???
ロビンソン選手はとっても
がんばりましたが、僕にとっては
ちょっと残念な内容でした。
さて気を取り直して次の試合です。
この試合も今回のG1クライマックスの
目玉選手が登場です。
前回の記事で紹介したKENTA選手と同じ
アメリカ最大のプロレス団体WWEに
所属して、スーパースターだった
ジョン・モクスリー選手の登場です。
↑ 何だか見るからに強そう・・・。
僕はモクスリー選手のことは知りませんでしたが、
調べてみると人気、実力共に相当なもので、今回の
G1クライマックスもBブロックの有力候補とのこと。
実際6月に初来日し、いきなり
IWGP USヘビー級の
タイトルマッチを戦い勝利。新日本プロレスの
デビュー戦でいきなりチャンピオン。
こりゃ只者ではないと、カードが決定した時に
この試合が一番おもしろくなるのでは?
と僕の期待度はNO1でした。
そんなモクスリー選手の対戦相手は
ジェフ・コブ選手。178センチ119キロの
肉体は筋肉がパンパン。スーパー力持ちです。
2人をいっぺんに持ち上げたり、
大柄な選手も豪快に振り回して投げたり。
しかもこの体格で身も軽い。
その場でムーンサルト。↓↓↓
↑ 勢いをつけずにその場からバック宙で
相手をフォール。すごい身体能力。
実績でいえばモクスリー選手が有利ですが、
コブ選手の能力も負けていません。
名勝負を期待します。さあゴング。
↑ 中央がコブ選手。右がモクスリー選手。
デスライダー、狂犬のキャッチフレーズの
モクスリー選手はテクニックにラフファイトも
交えたスタイル。何をしてくるかわからない
怖さがあるようです。
対するコブ選手は自慢のパワーを生かした
投げ技を中心に攻めます。レスリングで
オリンピックにも出場してるとのことで、
パワーだけじゃないんです。
しかし試合はモクスリー選手が優勢。
場外乱闘や膝蹴りでペースを握ります。
この膝蹴りの際にはサポーターを外し、
硬い膝を顔面に打ち付けます。
これは痛い・・・。
そして試合の9分過ぎ、エプロンから
場外へモクスリー選手を投げ飛ばそうとした
コブ選手に対し、うまくかわした
モクスリー選手がロープの反動を利用した
変形のDDT
↑ こちらが通常のDDT。DDTと言えば
僕らの世代は故橋本真也選手。
これがまさかの3カウント。
僕も一緒に観戦した仲間達も会場の皆さんも
『あれっ???もう終わり?』
といった雰囲気に包まれました。
周りの詳しい人の話や後日調べてみると
あの最後の変形DDTはモクスリー選手の
『デスライダー』という必殺技でした。
膝蹴りも盛り上がりポイントのようです。
↑ これが通常の『デスライダー』
相手の両腕を抱えて、後ろに倒れ込み
頭を強烈に打ち付けます・・・。
モクスリー選手は試合を決めにいってたのですが、
僕も含めてモクスリー選手の認知度が低く
『デスライダー』が必殺技だと知らなかった
人が多かったようです。
後日僕なんかよりはるかに詳しい方の
試合観戦の様子を書いたブログ等を見てみると
モクスリー選手の試合運びは抜群で
盤石の勝利だったとのこと。
う~ん。プロレスは奥が深い。
もっと事前にリサーチしておくべきでした。
楽しみにしていたのに、あっさり終わって
肩透かしをくらった気分です・・・。
この何だかモヤモヤする感じは
セミファイナル、メインイベントに
何とかしてもらうしかありません。
案の定、書ききれなかったので、
次回に続きます。興味のない方
本当にごめんなさい。けど次回も
熱く語らせていただきます。