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2020/05/19
クロス(壁紙)の隙間を埋める
こんにちは。
久しぶりにバスケ関係以外の
本を読んだ石川です。その2。
↑ 今回は右の本のお話。
野村克也さんが亡くなった後、ずっと
野村さんの本を読んでみたかったのですが、
先日コンビニで見つけて
購入したのが上の本です。
※コンビニで漫画や雑誌以外の本を
買ったのははじめてです。
この本は野村さんの名言を140個
あつめてそれらを解説してるもの。
とてもわかりやすく読みやすいです。
僕の好きな言葉は有名な
『勝ちに不思議の勝ちあり。
負けに不思議の負けなし。』
この言葉です。
ミニバスのコーチをやりはじめて、
この言葉が特によく響きます。
負けをアンラッキーで片づけていては
いつまでも勝つことはできない。
だから負けた原因、どこに問題があったかを
必死に考え、改善していく。
これが大事なことだと、バスケに限らず
仕事でも同じように感じます。
とにかく大事なことは考える事。
考えること、工夫する事の大切さを
改めて野村さんから学べました。
やはり超一流の指導者の言葉は重い。
バスケにも仕事にも人生にも役に立つ
とってもいい本でした。
さて、今回はマイホームの
メンテナンスに関わるお話です。
コロナによる緊急事態宣言以来、
当社では密集を避けるための
取り組みを色々してきました。
我々営業マンは必要な時以外は出社せず、
各モデルハウスに散らばり、そこで
事務作業等をしながら対策しました。
おかげで当社ではまだコロナは出てません。
いつも以上にモデルハウスにいることが
多かったので、モデルハウスの中も
いつも以上に目がいきます。
そこで見つけたのは・・・。
↑ 壁と壁、壁と天井の間に隙間が。
ここは『入り隅(いりすみ)』と
呼ばれる壁と壁、天井と壁の
取り合いの部分です。
この部分の壁紙は巻き込んで貼ってる
わけではなく壁、天井それぞれの面を
貼って、ボンドのような
材料でキレイに隙間を埋めています。
↑ 入り隅とは逆に出っ張った
『出隅(ですみ)』の
部分(黄色い〇です)は
壁紙は巻き込んで貼ります。
木造住宅では、この隙間は
どうしても発生します。
木造の構造材、柱や梁の木材に含まれる
水分が抜けて、木材が縮むことにより壁紙が
両サイドから引っ張られて起きる現象で、
決して欠陥住宅ではないんです。
この現象は冬場の暖房をつける時期は
水分が抜けやすく、起きやすいです。
なので、当社はこの現象には
2年保証をつけて
対応させていただいています。
※2年(2冬)を越えるとおおむね水分も
抜けて、症状がおさまる傾向に
あるからです。
その際はプロのクロス屋さんが対応しますが、
実はこの作業、簡易的になら
社内でも不器用で有名な
私石川でもできてしまうのです。
↑ 使うのはこの材料と
脚立とウェットティッシュ。
この材料は『ボンドコーク』や
『ジョイントコーク』などと呼ばれるもの。
※ホームセンターでも売ってます。
実際の作業はこのボンドコークを
隙間に合わせて接着していきます。
こんな感じ ↓↓↓
↑ ポイントはボンドコークの口を
大きく切りすぎない事。小さめに切って
出る量を少なくするのが◎。
最後にボンドコークを塗った部分を
ウェットティッシュでなぞる。
※指を濡らしてもいいですよ。
乾いた指でやったら大惨事です。
すると、こんな感じ。
↑ 隙間が目立たなくなりました。
多少変化は分かりにくいですが
上の作業前の写真と比べてみて下さい。
これで補修は完了です。
ですが、あくまで簡易的です。
プロのようなキレイさではないですし、
吹き抜けや階段の上などの難しい場所や
幅が広く開いてしまってる場合、
白以外の色のクロスの時は
プロのクロス屋さんに任せましょう。
いかがでしたか?2年以上経っても隙間は
開く場合もありますし、全然開かないことも
あります。隙間ができた時は
自分でもできる
と思い出していただければ幸いです。
※手先が器用な方ならもっと上手にできますよ。