石川レポート web版

石川レポートWeb版。当社の営業担当石川が、スミノイエの情報や家づくりのこと、プライベートのできごとを綴ります。

2018/06/07

ミニバス 春季大会③

こんにちは。



最近、ミニバスの指導について
色々考えている石川です。



1年生から6年生までの17人に対して
それぞれの子を指導するべきか。
モチベーションをどう保つかがポイントです。



最近のウチの子供達は『全道優勝
という目標を掲げ、毎日がんばっています。
しかしこの目標はそんなに簡単なもの
ではありません。



そして本当に勝つことだけが目標なのか?
目的と目標の違いってやつですね。
僕の指導も勝つことだけが前提になって
しまっている時もある気がします。



しかし本来、小学生のスポーツ
『楽しむことが大前提。
・試合に勝てても楽しくない
・ミニバスでバスケを辞めてしまう
というのは絶対に避けねばなりません。



だけど試合には勝った方がいいに決まってる。
この辺に葛藤を感じます。cheeky
弱小だった去年は
あまり縁のなかった話です。



しかし指導者にとって、この話は
永遠のテーマのような気がします。
もっともっと指導法も
勉強しなければと感じています。





さてメインの記事は『春季大会
続きです。決勝リーグの初戦に勝利し
2位以上が確定した我がチーム。



相手も初戦に勝利しているライバルチーム。
この相手とは、12月の対戦では1点差で負け。
2月の対戦では1点差で勝っています。



これまでの成績は1勝1敗同士。
そして今回は優勝決定戦という
最高の舞台での戦いです。

 
↑ 全員で『絶対勝つぞ~




さあいよいよ
『優勝決定戦』の試合開始です。


↑ 『よろしくお願いします。
  我がチームは白のユニフォームです。



立ち上がりの我がチームは、
大黒柱のC君がいきなり
バスケットカウントで得点。
(ファールをされながらも得点を決める事です。)
最高の滑り出しです。

 




対する相手は、スーパーエースの④の子と
長身の⑩の子が攻守の中心。やはり今回も
④の子は本当に手強い・・・
今回も我がチームは④の子を2,3人で守ります。

 
↑ 全員で守らねば、彼は止められません。



しかしこの第1Q、相手の④は手強いですが、
ウチのC君の活躍も神懸ってました。
ほぼすべてのシュートを決めて、
このQだけで12得点

 
↑ 高さを生かしたプレイだけでなく、
  ミドルシュートも上手になってきました。
  それにしても、よく入りました。



C君だけでなく、他のメンバーも自分の役割を
しっかり果たし、このQは18対12
6点リード。上々の立ち上がりです。



さて続く第2Q。我が家の長男の登場です。
そして、このQは相手の長身の⑩の子を、
ウチの最長身のT君が抑えられるかが
大きなポイントです。

 
↑ 大きい子はゴールの近くでボールを持たせては
  いけません。大きい選手は体のぶつかり合い
  に勝たねばなりません。




T君はDFも必死にがんばりました。
このQで相手の⑩の子を
たった2点に抑えました。
その気合のこもったDFは攻撃にも良い影響が。smiley



副キャプテンのミドルシュートをはじめ、
このQは出場した全員が得点を記録。
そしてDFをがんばったT君はOFでも
過去最高の活躍

 
↑ 副キャプテンのミドルシュート。



T君は長身を生かし、味方のシュートが外れても
高さでリバウンドをもぎ取り、シュート。
そしてファールをされてもねじ込みます。
このQで、2本のバスケットカウント

 
↑ 多少ファールをされても、
  パワーのあるT君は大丈夫。
  T君が活躍するとチームが盛り上がります。



しかも4本のフリースローを3本決めました。
猛練習の成果が出て嬉しいです。T君の活躍で
このQは17対6。前半は35対18
大量17点のリードで後半に臨みます。



まさかの17点という大量リードに
『ひょっとして楽に勝てちゃう??』と
一瞬思ってしまいそうでしたが、そんな余裕は
ありません。気を引き締めていきます。



ベストメンバーで臨む後半戦、やはり注意すべきは
④と⑩です。相手は強力ですが、ウチのC君も
この日は絶好調。リードを守りにいかず、
全力で勝ちに行きます



しかし、やはり④が立ちはだかります。
彼の怒涛の攻撃にウチのミスが重なってしまい
みるみる点差が縮まってしまいます。

 
↑ ④は高さ、パワー、スピードを兼ねそろえた
  オールラウンダー。本当に手強い・・・。



追い上げられる焦りに2試合目の疲労も加わり、
全てがちぐはぐ。OFもDFも足が止まります。
前後半で1回ずつしかとれない
タイムをとるしかないほど
追いつめられました・・・。



しかし貴重なタイムをとっても、
流れは変わりません。
ゲームの流れも会場の雰囲気も相手に傾いてます。
そして簡単なシュートさえ入りません・・・。

 
↑ すべてのシュートが入る気がしない・・・。
  前半はほとんど入ったのに。



結局このQは2対18
悪夢のようなQでした。あれだけあったリードは
たったの1点。ほぼ振り出しで最終Qです。



しかし流れは悪いですが、まだリードしているのは
ウチです。選手達は疲れがピークだとは思いますが、
あとたった6分です。がんばれ



最終Qの立ち上がり、ウチが先制しリードを
3点に広げたと思いきや、相手の④の
バスケットカウント
ついに同点に追いつかれます。

 
↑ ④の彼はフリースローも入る。




このあとしばらくはシーソーゲーム。
ですがここも④。彼を警戒して2人でマークすれば
今度はフリーになってる選手にパス。
簡単にノーマークで決められます。

 
↑ 二人をひきつけパス。周りが見えてます。



そして残り時間3分すぎ、ついに逆転され
追いかける状況に。ですがここで相手の⑩が
5ファールで退場。一気に高さはウチが有利に。



しかし高さではウチが有利ですが、
ここで相手のリードは最大の5点差に。
ですがここは我慢。まだ時間はあるので
慌てず、1本ずつ返していけばいいんです。



そしてこの後、ウチのエースのR君の個人技。
スピードNO2のS君の速攻が決まり、
残り40秒で、ついに2点差まで
追い上げました。

 
↑ R君の個人技。




さて残り40秒の大詰めの場面。ここでの失点は
=負けです全員が必死に④を守ります。
そして④のシュートが外れます。



リバウンドをC君が捕って、この時点で
残り時間は約18秒
これが最後の攻撃です。
タイムはもう取れないので、
あとはコート上の5人を信じるのみ。



そしてエースのR君がボールを運び、
スピードに乗って突っ込みます。
しかし、二人がかりの相手DFと接触し転倒。




ファールでしたら、R君のフリースローで
同点のチャンス








しかし判定はノーファール
微妙な判定でした。しかし判定は絶対です。
(審判の方も試合後に、『あれはファールか
 本当に迷ったよ。とってあげればよかった。
 と言ってたくらいです。



ここで残り時間は約3.8秒
ですが、相手ゴール側からウチのスローインです。
これが本当にラストプレイです。



このワンプレイでウチのシュートが決まれば
同点で延長戦
外れれば2点差で相手の勝ち
いよいよクライマックス。



そしてスローインからでたボールは、
 
 
↑ 絶好のゴール下の位置でC君へ。
  相手も体勢を崩しています。あとは
  ここから簡単なシュートにいくだけ。




万全の位置で長身のC君に渡り、相手は小柄なうえに
体勢を崩してます。これはもらった
僕はすでに延長戦の事を考えはじめました。









しかしここでまさかの事態が・・・

 
↑ C君が体勢を崩してしまいました・・・。
  なぜ???



ボールをキャッチし、シュートにいこうとした
C君がバランスを崩します・・・。
この位置は前のプレイでR君が転んだ場所。
床に落ちた汗で滑ってしまったうえに
疲労から足の踏ん張りがきかなくなってました・・・。




結局、不安定な体勢から何とかシュートは
しましたが、ボールはリングにも当たらず、
そのまま相手にとられて万事休す・・・。
試合終了です。




最終スコアは47対49
2点差で負けてしまいました。
最後のシーンは本当に悔やまれますが、
C君はもちろん、選手の誰が悪いわけ
でもありません。




前半の大量リードを生かせなかったことや
2試合目の疲労から、途中で
足が動かなくなったこと。
反省すれば、原因はいくらでもあります。



あえて敗因をスラムダンク風に言えば、
『敗因はこの私選手たちは最高のプレイをした
そうです。全ては指導者の責任なんです。


↑ 田岡監督。大好きです。
  こんな指導者になりたいものです。



しかし子供達は全員、本当によくがんばりました。
結果的には準優勝で2位でしたが、
立派な成績だと思います。
前回の3位より、1つステップアップです。

 
↑ 表彰式の様子。長男が代表して賞状を
  もらいました。ですが、この時の彼は
  悔しさと疲労から、放心状態です。



試合後や表彰式の時は放心状態の子供達。
しかし表彰式が終わり、ミーティングの際には
半分以上の子が悔しさのあまり号泣
改めて悔しさがこみあげてきたんでしょうね。
僕も思わずもらい泣きしそうでした。




僕も優勝はしたかったですし、悔しかったですが、
やはり負けから学ぶ事のほうが多いんです。
ここで天狗になられても困りますし。



まだ小学生のうちから、負けて泣くほど
悔しい想いができるというのは
貴重な体験ですし、財産です。
この悔しさは次の全市大会
晴らせばいいんです。smiley




新チームになって以来、2大会続けて
優勝争いができるなんて、子供達
素晴らしい成長です。
次の全市大会では、どこまでいけるのか
本当に楽しみです。



最近は全市大会に向けて、猛練習中ですよ。
全市大会の様子も、またこのブログで
報告させていただきますね。お楽しみに。
※またまた長い記事でごめんなさい。

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