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2018/11/29
2018 ミニバス秋季大会 決勝リーグ②
こんにちは。
ミニバスの秋季大会も佳境になり
気合が入っている
子供達と石川です。
地区ブロックの決勝リーグの初戦を
苦しみながら勝利した我がチーム。
ライバルチームも同じく1勝で
全市大会の出場に一歩リードです。
今回はそんな決勝リーグの第2戦の
様子を紹介します。これに勝てば
全市大会の出場がほぼ決まります。
↑ 試合前の円陣。
相手ベンチに選手が残ってます???
相手チームは初戦に惜しくも敗れたものの、
力のあるチーム。去年は負け続け、
今年は節目ではいつも対戦していて、
戦績もほぼ互角。
どちらが勝ってもおかしくありません。
しかし上の写真で、試合前の円陣に加わらず、
ベンチに座ってる子がいますその子は
5年生ながらもベストメンバーの子です。
相手の監督に『どうしたんですか?』と尋ねると
『頭痛と寒気だって。出れないのさ。』
とのこと。勝敗だけを考えれば、これはウチに
圧倒的に有利ですが、お互いベストの状態で
戦えなかったのは何とも残念です・・・。
それに対し我がチームは、風邪、けが予防の
徹底が功を奏し、全員が元気いっぱい。
いつも通り全力で戦うだけです。
↑ 全員で『絶対勝つぞオウ』
さあ試合開始です。
相手チームはエースの⑥と長身の⑤が
キープレーヤー。いかにここを抑えるかが
序盤のポイントになります。
対する我がチームはいつも通りの布陣。
まずはスピードスターのS君の積極的な攻めが
成功し先制。その後もS君は
バスケットカウントも決めてきます。
攻撃はまずまずの立ち上がりです。
↑ S君はフリースローは得意。
きっちり決めてくれます。
対する相手は、やはりエースの⑥。大事な場面で
ミドルシュートを高確率で決めてきます。
今までも彼には苦しめられてきました。
この試合でもやはり立ちふさがってきます。
そして⑥以外にも、ノーマークだった下級生⑫の
シュートがこれまた入ります。さすがに
夏の間でチーム力がアップしています。
ですが、簡単に勝てせてくれないのは百も承知。
こちらも全員で攻め続け、互角の展開。
13対12と1点リードで1Qが終了。
続く2Q、相手はキーマンの欠場がこのQで
響くはずです。対するウチはそれ以上に
高さが圧倒的に有利。ここでリードして
後半戦を有利に戦いたいところです。
そんな2Qは、ウチのDFにいいプレイが
続きました。長男とエースのR君の
ボールマンへの積極的なプレッシャーから
ボールを奪ってすかさず速攻と、
序盤は一気に流れがうちに傾きます。
↑ 長男はDFがんばりました。
さらに長身のT君、ムードメーカーのR君が
高さを生かし得点、リバウンド、DFのカバーと
このQの前半は相手を圧倒。ウチのリードは
最大9点差まで広がります。
↑ T君の高さは圧倒的。
しかも相手は高さや速さを止めるために
ファールを連発。あっという間に
4ファールになり、ウチがさらに有利に。
がしかし、この流れで一気に決められないのが
ウチのお決まりのパターン。あれだけ練習した
フリースローが本番で入らない・・・。
大事な場面での簡単なミス・・・。
得点が止まってるうちに、終盤に気の緩みから
連続失点。結局、9点のリードは縮められ、
23対18。リードは5点で後半に臨みます。
お互いベストメンバーで臨む後半戦。
(相手は主力を一人欠いてますが。)
ウチはここでもミスが多い・・・。
得点のチャンスにパスミスやキャッチミス。
シュートまでいって、それが入らないのは
仕方ないですが、シュートにまで至らないのは
流れが来ません。これはダメです。
しかしDFは全員が集中してがんばったので、
失点は少なかったはOKです。3Qの前半は
お互い決め手がないまま過ぎていきます。
しかし、ここでウチは大黒柱C君の
華麗なプレイが出ます。
↑ 速攻でドリブルで攻め込んだC君。右手の
ドリブルから、DFをかわしながらボールを
体の後ろを回し左手へ。
↑ そしてDFを抜き去りレイアップシュート。
『バックビハインド』という
ドリブルの技術です。
やはり苦しい時の大黒柱は頼りになります。
しかしそれは相手も同じ。エースの⑥は
このQも集中していて、シュートがなかなか
外れません・・・。
結局このQもほぼ互角の展開。
それでも29対23とリードは1点広がり、
6点差で最終Qに臨みます。
ですがバスケットにおいて、6点のリードは
全く安全圏ではありません。
たったの3ゴール差なので、気を抜けば
1分足らずで追いつかれるくらいの点差です。
そんな最終Q、立ち上がりでいきなり失点し、
リードは4点に。ですが、子供達は慌てず、
粘り強いDFから速攻の意識が出てきました。
そんな中、1Qで活躍した
S君のビッグプレイ。
↑ 見にくいのですが、〇の部分がスピードで
攻め込んだS君。カバーのDFがシュートを
止めようと出てきました。
↑ シュートを打つため跳んだS君ですが、
カバーに来たDFを見て、
空中でパスへ切り替え。
左で待っていたノーマークのR君へ。
とっさの判断の素晴らしいプレイでした。
これには思わず僕もベンチの子達も
立ち上がってガッツポーズ。
このプレイが明らかにチームに勢いを
もたらしました。この後は子供達が
のびのびとプレイし始めます。
しかもこの勢いはDFにまで加わり、
激しいDFから、リバウンドを確実に取り、
続けざまの速攻。R君は
3連続得点です。
↑ これは長男のレイアップシュート。
この日はOFでも貢献しました。
勢いに乗った時の我がチームは本当に強い。
気づけば残り時間3分で、ウチのリードは
12点まで広がっていました。
この点差は残り時間を考えれば、
かなり有利ですが、試合終了まで
決して気を抜いてはいけません。
しかし、それは子供達はわかっていました。
この後も攻めの姿勢やDFは集中できました。
そして終盤、C君のさらなる好プレイが。
DFでしっかり守った後、流れるようにパスが
つながり、R君から反対サイドのC君へ
矢印のようなパス。
それをC君が空中でキャッチして、
そのままシュート。これは
パスとジャンプのタイミングとバランスが
必要な、かなり難しいプレイです。
こんな難しいプレイがこの大一番の
終了間際にでるとは。
子供達の可能性にびっくりしました。
これで勝負ありです。
最終スコアは43対29。相手の主力が一人
いなかったとはいえ、よくがんばりました。
終盤4点差に詰め寄られても、この日は
不思議と安心して見てられました。
これでウチは2連勝で2位以上が確定。
全市大会の出場権を手にしました。
しかし、今回はこれで満足するために
練習してきたわけではありません。
次は春に同じシチュエーションで敗れた
ライバルチームとの再戦です。
彼らも2連勝で全市を決めていますので、
これが決勝戦です。
ついに舞台は整いました。
今回は彼らにリベンジし、
全勝でブロック優勝し、
全市大会に乗り込むのが目標です。
次回はその決勝戦の様子を紹介します。
念願の優勝はできたのか?
お楽しみに。