石川レポート web版

石川レポートWeb版。当社の営業担当石川が、スミノイエの情報や家づくりのこと、プライベートのできごとを綴ります。

2022/03/12

ミニバス 新人戦 決勝戦(^^)

こんにちは。



ついに3年ぶりの
決勝戦の舞台に進んだ
我がミニバスチームです。
 
↑ トーナメント表です。



前回の記事で準決勝をダブルスコアの
快勝で勝ち上がった我がチーム。
ついに決勝戦です。

↑ 試合前のアップの様子。
  特に緊張してる感じはありません。



5年生0人の4年生チームがここまで
勝ち上がれたのは大したものです。
子供達は本当にがんばりました。



そして、ここまで来たからには
優勝させてあげたい



そんな決勝戦の相手は反対の山を
勝ち抜いてきたチーム。
初戦は快勝。準決勝は5点差で
勝ち上がってきたようです。



このチームとはこの新人戦の
前の『秋季大会で対戦し、
その時は我がチームの快勝。
※その時の様子はこちらから



しかし、この相手チーム
5年生の人数は4人と今大会で今まで
戦ってきたチームと大差はないのですが、
6年生が1人しかいないのです。



何が言いたいかというと、6年生が1人
ということは、残りの5年生4人は
今年度の試合は4人ともベストメンバーとして
試合に出続けていたのです。



試合慣れしてるのはもちろん、この約1年間
いつも格上の6年生を相手に戦い続けて
たっぷり経験を積み、この舞台を
待ちに待っていたはずです。



やはり決勝戦ともなれば、楽に勝てる相手の
はずがありません。ウチの子達だって格上相手に
必死で食らいついていました。相手に
不足はなしさあ試合開始です
 
↑ 身長差はほとんどなさそうです。



さて、まず相手の様子を確認すると
このQは⑤⑥が主力。どちらも背は高くない
ですが、テクニックがあります。そして
このチーム、いつの代もシュート力が高い。



ウチのキャプテンの④Y君は
⑤⑥どちらも問題なく守れそうですが
⑦のF君が彼らを守れるかどうかが
このQの最大のポイントです。



しかし、その不安は的中
⑥のスピードについていけず、F君が
ファールを連発。他にもOF面でのミスもあり
開始わずか38秒で我がチームのファールは4つ。
※チームファールが4つを越えると、その
 Qのファールは全てフリースローになります。



しかもウチのOFの際は④のY君に
ボールを持たせないようにし、他の子に
攻めさせる作戦のようです。



そんな状況に僕はたまらずタイム。
まずは落ち着いてもらい、もうファールは
気にせず、みんなでF君をカバーして
相手の⑥を止めるように指示しました。
とは言っても正直、力の差を感じます。



しかし、そこは負けず嫌いのY君。相手の
ボールを奪って自ら突っ込み、DFを
引き付けて⑧のY君にパス。
 
↑ そして⑧君のシュートが入ります。
  これが入ると大きい



そしてこの後もダブルY君の活躍で一時は
8-8の同点に追いつきますが、終了間際に
また離され、このQは8-13
何とか踏みとどまりました。



続く2Q。相手は⑦が長身でエース級。
他のメンバーの⑪⑮も小柄ですが、
なかなか元気にがんばります。とにかく
⑦をウチの⑥O君が止められるかがポイント。
 
↑ O君、いい構えがんばれ。



しかし、2Qの序盤はやはり⑦に決められ
リードを広げられます・・・。お互いミスも多く
我が家の次男も簡単なシュートが何本も外れ
半分が過ぎて10-21とリードは広げられます。



チャンスはあるのですが、ミスが続く
苦しい展開。ここはとにかくDFをがんばって
我慢の時間帯です。これ以上
離されると本当に苦しい・・・。



しかし、ここでキーマンの⑥O君が
しっかり前を走り、連続でレイアップ。
そして、このプレイが持ってる男
ビッグプレイにつながります。



持ってる男というのは夏に入団した
ばかりの3年生⑮のT君。今大会の初戦でも
正直予想外のシュートを決めてくれて
チームの勝利に貢献してくれました。



そのT君がこの決勝戦の大舞台の
本当に苦しい場面でやってくれました
 
↑ 先輩からのパスを迷わずシュート。
  これが決まって大きな2点。



 
↑ さらに得点の後は先輩の外れたシュートを
  リバウンドに飛び込み、迷わずシュート。
  これが相手のファールになり、2本の
  フリースローを2本とも決めました



正直、得点に関してはチームで一番期待度の低い
T君がこの大事な場面で4点もとってくれました。
こんなプレイがでるとコートの他の4人も
ベンチも大盛り上がりです。



これは本当に前半の最大のビッグプレイ
最大11点のビハインドを7点まで詰めて
18-25で後半戦へ。



7点差はそこまでの差ではありません。
むしろ層の薄い1.2Qをよくしのぎました。
そしてお互いベストメンバーでの
本当の勝負です



そんな後半戦は元気印の⑥O君。
いきなりフリースローを獲得し
2本とも決めて5点差に。
 
↑ フリースローは本当に大事。



点差が縮まり、DF面でも勢いが出てきます。
相手の⑤⑥⑦には巧さがありますし、
チームでのOFもさすがです。しかし
うちには持ち前のがむしゃらさがあります。



巧さはないですが、相手のボールを奪う。
絶対にシュートさせない。そんなDF面での
ウチの4年生達の強い気持ちは相手の
上級生達にも決して負けていません。



お互いに何度も流れが行き来する
決勝戦にふさわしい試合。我がチームの
勢いが少しだけ上回って、30-33と
3点差まで差を詰めた終了間際。



ここまでOFでもDFでもあまり
貢献できていなかった我が家の次男が
相手⑤から値千金のスティール
※スティールは相手のボールを奪う事。



そこから素早く前を走ったO君へ。
そしてO君がノーマークでレイアップ。
いいDFから速攻→最高の流れで
点差を1点差に縮めて最終Qへ。
 




と思いきや、O君のレイアップは3Q終了の
ブザーの後との判定。
ノーカウントです
※ブザーの前にボールが手から離れていれば
 得点なのですが、この時のシュートは
 わずかにブザーの後・・・。惜しい。
 
↑ その時の様子。右のO君は茫然。
  隣のTコーチは頭を抱え、私石川は
  思わず床を両手でたたいて悔しがりました。
  観客席や控え選手からもため息が。



O君のシュートは本当に惜しかった。
仕方ないですが、このプレイで勢い、
流れはうちに傾くはず。
30-33で最終Qへ。



しかし、さすがは試合巧者の5年生達。
開始早々、いきなりかなりの距離の
ロングシュートを決められ
出鼻をくじかれます。
 
↑ 大人の3Pとほぼ同じ距離から。
  大したものです。僕より入るかも。



ここからもDFはがんばってはいるのですが
OFでミスが続きます。特にこの接戦の
決勝戦の最終Qともなれば、緊張感からの
疲労も相当なものと思われます・・・。



特に⑦F君、⑧Y君が立て続けにミスを
してしまいました・・・。しかし、これは
彼らを責められません。むしろチームで
僕のポリシーを忠実に守ったうえのものです。



というのも、僕は普段から『チーム5人で
試合してるんだから、1人の上手な子が
ずっとボールを持ってるのはつまらない。
仲間を信じてパスしようそれで失敗しても
次で取り返そうけど、そのミスも次は
しないようにもっと練習をがんばろう。



と伝えています。勝つ事だけを考えれば
④のY君、⑤の我が家の次男に多くボールを
持たせて、確率の高いOFを選択すべきです。



でもそれじゃあ他の3人の成長につながらない。
と思うので、⑦F君⑧Y君を信じて彼らに
パスを回したのはOK。しかし、状況は。
 
↑ 残り3分11秒で9点差。



まだ追いつけない点差ではないですが、
時間は刻一刻と過ぎていきます・・・。
本当はもう少し先の場面にとっておきたかった
タイムアウトをとるしかありませんでした。



ここで休憩し、少しでも体力を回復し、
彼らに最後の力を振り絞ってもらうために
檄を飛ばします



『なんだ?もうあきらめたの???
 たった9点。絶対逆転して優勝するよ。
 ここから勝ったらみんなヒーローだ
 逆転するにはDFをがんばるしかない



そして5人は元気いっぱいでコートへ。
そのDFをがんばってくれました。
 
↑ こぼれたボールに何人も飛びつきます。
  ウチが勝つにはこんな泥臭いプレー
  しかないんです。



そして不思議といいDFの後には
チャンスがやってくる。全員が
最後まで走り続けます。
 
↑ 少しづつ点差が詰まってきました。



そしてこのゴールの後。ウチのDFの気迫に
相手がスローインをミス。
 
↑ ゴールのすぐ近くでボールを奪い、
  簡単にゴール。



相手も上級生とはいえ、この場面で
プレッシャーがかからないわけがありません。
追われる側のプレッシャーも相当なはずです。



このゴールで残り2分少々で3点差。
4Qのスタート時の状況まで戻しました。
そしてここからはお互い必死の攻防。
どちらも譲りません。



そして残り時間が1分を切ったところで
相手は時間を消費しにかかります。
時間はジリジリ過ぎていきますが、
ここで頼りになるのはやはり④Y君。
 
↑ この緊迫した場面でも相手からボールを
  奪いレイアップ。



このゴールでついに1点差
とうとう捕まえました
このまま一気に奇跡の大逆転
という勢いでしたが、ここで相手のタイム。
 
↑ いよいよクライマックス。
  残り時間は14.5秒。



さすがのタイミングでのタイムです。
残り14秒でリードされてるとはいえ、
勢いではウチが押してます。



ドタバタで冷静さを欠いた状態では
ミスが起こる可能性が高まります。なので
選手達を落ち着かせ、コーチの指示を
選手達に的確に伝えるには絶妙のタイミング。
※僕は正直、このタイミングでの
 タイムはとれない気がします。



こちらのタイムでの作戦は2つ。
相手ボールのスローインなので、
ボールを奪って、もう一度得点しなければ
我々は逆転できません。



優先順位の1番はこのスローインで
5秒間パスをさせず守り切ること。
パスが入るまで時間は止まったままです。
なので、これができれば14.5秒で
我々のスローインになります。



次はもしスローインされたら、相手は時間を
消費しにくるので、ボールマンにとにかく
プレッシャーをかけ、早い段階でボールを
奪い、大至急攻める引いて待っていては
時間切れで試合終了です。



さあ残り14.5秒泣いても笑っても最後。
僕も子供達に上の指示をして、最後に
『これを奪って逆転したら
 歴史に残る逆転優勝だ
 さあ勝ってこい』と送り出しました。



こんな緊迫した場面でもコートに立つ5人には
笑顔もあり、気合いも十分。
この試合の中でも確実に成長しました。
頼もしいものです。



そして相手のスローインでスタート。
何とか全員が各マークマンを徹底マーク
しますが、スローインは相手の⑥へ。



スローインされたので、早めに奪いにかかります。
しかし、相手もこの場面でボールを託される選手。
そう簡単には奪えません。そしてここで
我がチームのファール。時間が止まります。



5秒ほど時間を消費され、サイドラインから
再び相手のスローイン。ここも5秒スローインを
させないように守りたいところですが
ボールは再び⑥へ。



⑥からは一人ではボールを奪えないと判断した
子供達、二人掛かりで⑥のボールに飛び込みます。
 
↑ ⑥もバランスを崩してます。



そして⑥のボールにウチの子達の手が
届きそうなその時





『ビビーーーーーー
無情にもタイムアップのブザーが鳴りました。



あと1点がわずかに届かず・・・。
42-43で試合終了です。



いや~。本当に惜しかった。
あと一歩でした。ですが、子供達はそれぞれ
自分達の持てる力を出し切りました。



ほとんどのメンバーが格上の上級生相手に
これほどの互角の勝負ができたんです
素晴らしい大健闘でした。



僕としては試合の最初を見る限り、
ここまでの接戦になるとは思ってませんでした。
当初の想像以上の立派な準優勝です。
 
↑ 顔は見えませんが、後ろの控えメンバー達は
  笑顔ですが、前列の主力組は複雑な顔・・・。



ですが、やはり負けは悔しい・・・。
そしてそれが接戦ならなおさら。
でもいいんです。



勝った試合よりも負けた試合から
得るもののほうが圧倒的に大きい。
この悔しさを次につなげればいいんです。



3.4年生だけでここまで戦えた我がチームの
将来は明るいsmiley
期待しかありません。目標の
全道大会がグッと近づいた気がします。



今はコロナのまん延防止の中なので、
試合はもちろん、思うように活動が
できませんが、新年度の次の大会に向けて
自主練習をがんばってもらいます。



3年ぶりの決勝戦で予想以上の激戦になったので
とんでもなく長くなってしまいました。
今後の我がチームにご期待下さい。

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