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2018/09/12
北海道地震 住宅設備の話
こんにちは。
恥ずかしながら、今回の地震で
我が家の住宅設備の
災害時の使い方を知った石川です。
ほとんどの物は電気で動いているので
使えないものばかり・・・。
と思いきや、使えるものもあるのです。
まずはトイレ。
↑ 我が家の2階のトイレです。
我が家は1,2階にそれぞれトイレがあります。
1階はLIXILさんのサティス(タンクレス)。
2階はTOTOさんのZJ(タンク付き)。
1階のタンクレスタイプのトイレは、水道からの
直流で、電気で動いているため流せません。
流すためにはバケツに4,5ℓの水を入れ、
勢いよく流します。結局はアナログです。
2階のタンクのタイプは、ウォッシュレット等の
機能は使えませんが、タンクに水を溜めて
その水で流すので、断水でなければ流せます。
※断水の場合は、タンクの中の水が無くなれば、
バケツでアナログ式に流すしかありません。
↑ 便器の裏に秘密のわっかが。
これを引っ張れば流れます。
そして次はキッチン。
↑ 我が家のキッチンです。
我が家のキッチンは、LIXILさんのリシェル。
コンロはリンナイさんのデリシアです。
※これらは奥さんの希望で奮発しました。
しかしこのコンロ、100Vの電気が
必要なタイプなのです。コンロの上部の液晶の
表示等に電気がかかるそうです。
なので、停電時に『キッチンはガスだから
大丈夫だね。良かった。』と言って、
コンロのスイッチを入れようとしても、
うんともすんとも言いません???
そりゃそうです。燃料はガスですが、
ガスを点火してコンロを機能させるには、
電気が必要なのです。
僕も家族も『そっか。仕方ないから、
カセットコンロだね。』と、
食事の煮炊きはカセットコンロでした。
※幸いガスボンベのストックはありました。
ですが、周りの人の話を聞くと
『それ、非常時は電池入れたら使えるよ?』
とのこと。早速、説明書も見てみると・・・。
↑ パカっと開く場所が。
あるではないですか、非常用の乾電池を
入れるスペースが。しかし、これに
気づいたのは電気が復旧してからのこと。
今回はまだ暖かい時期で良かったですが、
冬場だと暖房に使うボイラーも
電気がないと動きません。
最近はガスのエコジョーズが増えてますので、
ボイラーは暖房も給湯も一体型。
なので、暖房も給湯も電気がなければアウト。
これから冬になっていくので、今度は
防寒の対策も必要になってきます。
冬に再度、災害が来るかもしれません。
カイロや毛布などの防寒対策。上で紹介した
コンロを十分に動かすための乾電池のストック。
夏でも冬でも共通の非常時の備えの
明かりや食料や飲み物、ラジオも
再度チェックしましょうね。