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2016/09/09
祝 着工までの道のり。
こんにちは。
楽器関係は全くできない石川です。
歌は歌えますが、学生時代の
リコーダーやギター、鍵盤ハーモニカ
など楽器は全然ひけませんでした・・・。
なので↓『太鼓の達人』も子供並です。
さて前回のN様の土地探しの続きです。
今回の建築地を物件情報で見つけ、
ご主人からもご連絡をいただいたので、
まずは不動産屋さんに問い合わせる事に。
というのもこの土地。
地下鉄駅まで徒歩11分という好立地で、
60坪以上の広さなのに、
金額は、な、なんと
300万円台!!!
↑ 眺めは抜群です!
僕もご主人も第一印象は、
掘り出し物というよりは、
事故等の訳あり物件では???
もしくは何かの間違いでは???
といった感じです。
それもそのはず。
通常の物件で、この場所で
この条件なら、確実に
1500万円以上はします。
謎を解くために不動産屋さんに聞いてみると、
傾斜地で、敷地の奥が崖のようになって
下がっているのと、この土地の一部が、
『土砂災害特別警戒区域』
に指定されていて、木造住宅の建築規制が、
ものすごく厳しいエリアとのことでした。
(次回また改めて説明しますね。)
崖地の処理のための
土留め工事や、基礎工事で、
かなりの費用がかかるようで、
以前から売却の話はあったんですが、
何度か流れてしまっていたようで、
今回の破格の値段での売り出しになったそうです。
↑ 敷地の奥が斜面になっています・・・。
こんな破格の値段にも関わらず、
他の会社の営業マンや一般の検討されてるお客様
からも20件以上の問い合わせがあっても
売れていなかったのは、各社さんも難しい土地なので、
二の足を踏んでいたのだと思います。
内容を聞いてN様に状況を伝えると、
『難しい事はわからないですが、
間取りにそこまでこだわりはないですし、
場所は気にいったので、決めてた予算くらいで
計画が成り立つのであればここで進めたいです。』
とのことでした。
はじめてのパターンで僕は不安でしたが、
今回は当社の設計担当で、
1級建築士の高木さんが、
役所にびっちり通って、法令等を調べてくれて、
崖の処理の方法や、土地の形や眺めを生かした
間取りを作成してくれました。
見積りは概算の部分が多く、現場でかなり綿密に業者さんと
打ち合わせが必要だったりと、高木さんはとっても
大変だったと思いますが、何とかご予算以内で、
収まりそうな提案ができるところまできました。
↑ 地盤と土留めの工事を検討中。
そしてその提案で、ご納得いただき、
土地に買い付け(申し込み)を入れ、
詳細の打ち合わせへ。
予想以上に順調な流れです。
しかし、さすがに難しい条件の土地。
そんなに簡単にはいきませんでした・・・。
まだまだ続きます。