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2021/07/21
造成工事中の土地って、 いつ契約できるの???
こんにちは。
肉以外、そして焼く以外の料理に
はじめて挑戦した石川です。
↑ さあ。何を作ってるでしょうか?
4月から週に一度程度、晩御飯の料理の
手伝いをはじめた私石川。しかし
作るものはすでにパターン化し、
バリエーションが全くありません・・・。
なので、先日新しいメニューにチャレンジ。
写真はぶりの照り焼きと肉じゃがです。
買い物に行ったスーパーで、ぶりが
安くて美味しそうだったので、
チャレンジすることにしました。
※肉じゃがは自分が食べたかったので。
ネットのレシピ通りに戦う事、約1時間半。
何とか完成しました
↑ もう1品は、山芋のポン酢かけ。
何とか美味しくできました。
少し腕が上がってきた気がしてます。
さて、前回は宅地造成の分譲地
『グリーンタウン西野』の
お話をしましたが、おかげさまで
2区画が完売になりました。
↑ ありがとうございます。
この『グリーンタウン西野』の分譲地
現状は造成工事の真っ最中。
↑ 前回とは違う写真です。
配管がたくさん。
さて、販売中とは言うものの、土地がまだ
このような造成工事中なのに成約
と思われた方もいらっしゃると思います。
普通の感覚だと、工事が終わって土地が完成して
それから販売開始と思いますよね。
ですが、造成工事の土地は違うんです。
このような宅地造成が必要な土地の販売は
開発許可が下りた後から、契約が可能です。
どういうことかというと・・・。
↑ ここでこんな工事をしますよ。というのがわかる
こんな看板を現地に設置しなければなりません。
まず造成主は都道府県知事や市長に
こんな工事をしたいので許可をお願いします。
と図面や色々な資料を準備し
お伺いをたてるのです。
そして知事や市長がその申請について
検討し、OKとなると開発許可がおります。
これで造成主は造成工事がスタートでき、
当社を含めた販売業者もその土地の
販売や宣伝をすることが可能になります。
※ここ試験に出ます。
なので、造成工事がはじまったということは
もうその土地の契約はできるのです。
人気のエリアや購入したいと思っている土地は
完成を待っていては手遅れに
なってしまう場合もあります。
※昔、20区画以上の販売予定の土地が
造成完了前にほぼ完売。
いうこともありました。
とはいえ、造成工事の際中の様子では
完成時の宅地の様子がなかなか
イメージできないですよね。
↑ 完成後のイメージ。この土地もそうですが
難しいのは土地の高低差の様子です。
そこは我々の腕の見せ所。
過去の現場の写真や造成の計画図等の
資料をもとに、ご提案します。
↑ こんな図面や。
↑ こんな図面です。
上の図面は造成工事の資料です。
上は平面での高低差の寸法。
下の図面は断面図で、この分譲地の
高低差の様子がわかるものです。
あとは現地の工事の休みの日に
お客様が検討している敷地で、
実際の日当たり等を確認します。
こんな感じで、未完成の土地でも
最大限のご提案をして、ご安心いただければ
造成工事中のご成約でも問題ありません。
※もちろん、完成後に現場をご確認いただいて
からのご成約も全く問題ありません。
他にも実際に宅建業法のルールで
未完成の土地はお客様からお預かりする
手付金(契約金)が販売額の5%以上は
保全手続きが必要。などのルールもあります。
(完成土地は10%以上で保全手続き。
ここも試験によく出ます。)
いかがでしたか?
造成工事中でも土地がご成約になるのは
こんなルールだからなんです。
次回は建築中の建売(モデルハウス)が
いつから契約できるか?
についてお話ししますね。