- Home>
- 石川レポート Web版>
- 2018 ミニバス秋季大会 決勝リーグ
2018/11/11
2018 ミニバス秋季大会 決勝リーグ
こんにちは。
子供達のミニバスも決勝リーグになり、
ますます胃が痛い石川です。
ギリギリの戦いで予選を突破し、
何とか決勝リーグに進めた我がチーム。
ここからは4チームでの総当たり戦です。
そんな初戦の相手は、前回3位のチーム。
夏のニセコの大会も同じバスで参加した
仲良しの相手です。
↑ 互いに握手。
スポーツマンらしい一コマです。
どの子も素直で、元気で礼儀正しく、
長男の幼稚園の同級生が二人いるので、
親同士も仲良し。清々しいチームです。
しかし勝負となると、それはまた別の話。
春の大会では何とか勝てましたが、夏にやった
練習試合では負けています。
この最後の公式戦で負けるわけにはいきません。
夏の練習試合のDVDを何度も観て、
対策を考えました。
さあ大事な決勝リーグの初戦
試合開始です。
↑ 『よろしくお願いします』
さあ立ち上がりです。相手は小さいチームなので、
我がチームの高さを防ぐべく、大きい子には
ボールを持たせないように徹底マーク。
ゴールの付近も大きい選手をゴールに近づけない
ような狭いDFなうえに、戻りも早いので
速攻もなかなか出せません。
こことの戦いはいつもロースコアで
最終的には数点差の決着が多いです。
この試合もそんな雰囲気が漂います。
それを打開したのは成長著しいZ君。
果敢な1対1からファールをもらい
フリースロー。1本決まりまずは先制です。
↑ Z君。フリースローも上達しました。
これに刺激をうけたか、他のメンバーも
積極的にゴールを狙います。しかしいいところで
簡単なキャッチミス・・・。勢いに乗れません。
ミスが減らずに困ってます。
対する相手は、長男の幼稚園の同級生の
⑥と⑦ががんばってます。⑥はバスケを
始めたのは遅かったですが、本当に上手に
なりました。1年前とは比較になりません。
↑ 動きにセンスを感じます。
お互いに得点を重ねる中、ウチはDFのファールが
増えていきます。特にOFで活躍してくれたZ君が
このQだけで5つのファールをしてしまい、
退場になってしまいました・・・。
DFは手を出すのではなく、足の動きで
OFについていく。ボールを取りに行こうとすると、
手や体が接触してしまいファールになる可能性が
あるので、取りにいくよりも30秒間
みんなで守り切るのが大事です。
この試合はお互い、このファールがゲームの
行方を左右することになりそうな気配。そんな
1Qは11対8と我がチームの3点リードです。
さて続く2Qでは相手のエースの④と⑤が
でてきます。この二人がこのチームの得点源。
彼らをマークするのは我が家の長男と
エースのR君。頼んだぞ
この2QのメンバーはDFを粘り強く
がんばりました。④⑤にはしつこくマークし、
抜かれても後ろの選手が素早いカバー。
簡単にシュートさせません。
そしてカバーが周りをよく見てれば、ボールを
持った子を誘い込み、二人がかりでボールを奪う
ダブルチームを狙います。
↑ ボールを持った子を二人で囲みます。
この時のタイミングは抜群でした。
そして不思議なもので、DFが良くなればOFの
リズムも良くなります。僕はいつも子供達に
これをうるさく言います。
『まずがんばるのはDF』
OFではDFからの速攻やチーム最長身のT君の
高さとパワーを生かしたプレイで得点を重ね
リードは一時7点差まで広がりました。
↑ T君も成長しました。
この勢いで一気にたたみかけ、リードを
さらに広げたいところですが、
ここでも簡単なミス・・・。
僕の指導力の足りなさをここでも実感します。
もっと楽に勝てるのに・・・。
ここから相手の④にも決められ、このQは8対6。
前半は19対14とやはりロースコアの展開。
5点のリードで後半戦に臨みます。
さあお互いベストメンバーで臨む後半戦。
立ち上がりが大事です。2Qのいい流れのDFが
このQも続きます。
しかし相手もエースの④と⑥の個人技で
得点を重ねてきます。味方だと頼りになりますが
敵だと憎らしいくらいです。
このあとは一進一退。しばらくお互いとっては
とられの展開。3Qの中盤では少し相手に
押され気味で、一時は2点差まで
詰め寄られました。
しかしこんな場面で頼りになるのは、やはり
大黒柱のC君です。相手DFの裏をついて
ボールをもらいゴール下でシュート。
↑ 相手のDFの位置をよく見てプレイしてます。
パスをしたR君も◎です。
ここからウチの攻撃がかみ合います。
そして3Qの終了直前、スピードスターS君が
ドリブルで持ち込み、ファールをもらいます。
そしてこれもフリースローが与えられます。
フリースローが得意なS君、このファールの
影響がうちに有利にはたらくか?
↑ S君は練習でもフリースローを
かなりの確率で決めています。
『スパッ』さすがS君。
このフリースローを2本とも決めて、3Q終了。
27対21と再びリードを6点に広げました。
これは大きい。やはりフリースローは大事です。
前半の終わりよりもわずかにリードを広げ、
いよいよ最終Qです。6点程度のリードは
全く安全圏ではありません。
リードを守り切ろうと受け身にならず、DFを
しっかりがんばって、さらに追加点を狙います。
しかし、子供達にもだいぶ疲れが見えます・・・。
DFが相手についていけず、体や手で接触してしまい
ファールの数がみるみる増えていきます・・・。
そしてあっという間に4ファール。
ミニバスは各Qでチームファールが4つを越えると
以降のファールは全てフリースローに
なってしまいます。
※通常はフリースローはシュートの際にうけた
ファールの時に与えられます。
↑ 相手を手で止めています・・・。
これはファールです。
4ファール以降のフリースローは、ファールされた
選手に与えられるので、フリースローが上手な
選手にファールをしてはいけません。
※フリースローが下手な選手にわざとファールを
するという戦術もあるんですよ。
しかしウチの選手は、フリースローの上手な子に
ファールをしてしまい、得点されます。
しかもムードメーカーのR君が、このQ途中で
5ファールの退場になってしまいます・・・。
↑ 相手のフリースローの様子。
ファールが増えると、ファールを恐れて
積極的なDFができなくなってしまいます。
しかし、いいDFとファールは紙一重なのです。
ですが、ここまでくれば、あとはどちらの
勝ちたい気持ちが強いか。ウチの子達の方が
集中力を発揮しました。
点差は4点差と6点差を行ったり来たり
していましたが、副キャプテンとS君の
ミドルシュート。エースのR君の個人技で
得点を重ねます。
相手もフリースローで得点し、追いつくために
オールコートでプレッシャーをかけてきます。
しかし、そのプレッシャーをかいくぐるように
パスを回し、最後はC君のゴール下シュート。
↑ 鮮やかなパス回しでした。お見事。
これで勝負ありでした
最終スコアは35対28。結局、一度も
逆転されることなく逃げ切りました。
この試合も苦しかったですが、子供達は
よくがんばりました。これで決勝リーグ
1勝で全市大会が一歩近付きました。
ファールやミスが多かったのは、相変わらずの
課題ですが、リードをきっちり守って
勝ち切れたのは大きいです。
不思議と逆転される気はしませんでした。
さあこれでウチと最大のライバルチームが
1勝ずつで一歩リード。
あと2勝で優勝です。
決勝リーグ第2戦は次回に続きます。