スミノイエでは、家を建てるすべての人が求めるもの、安心して暮らせる丈夫な住まいのことを常に考えて家づくりを行っています。
大胆な空間構成も可能な「強い構造体」
柱と梁で建物を支える木造軸組工法(在来工法)の良さはそのままに、その弱点でもある気密性や遮音性は、箱型構造の2×4工法(枠組壁工法)を組み合わせることでカバーし、耐震性と高気密・高断熱を同時に実現したのが「ハイブレスト工法」です。
- 日本の伝統的な建築方法で、柱と梁で建物を支えます。加工・施工がしやすいので設計の自由度が高く希望の間取りを作りやすいのが特徴です。
一方で、他の工法に比べて気密性や遮音性に配慮が必要です。
- 北米の厳しい自然環境で生まれた工法で、構造用合板や石膏ボードなどのパネルを貼り合わせ「面」で建物を支えます。地震・強風など外部に受ける全方向からの力に強く、
高気密・高断熱が特徴 です。
一方で、開口部の位置やサイズに制限があります。
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在来工法と2×4の短所を補い、長所組み合わせたのが「ハイブレスト工法」。
さらに耐力壁や 、根太レス工法、金物接合などを採用し、耐震性・耐久性を高め、災害に強い構造体と自由度の高い空間構成を実現しています。
主要構造躯体に「プレカット集成材」を使用
建物を支える柱や梁などの主要構造躯体には、反りや変形に強いプレカット集成材を使用しています。 あらかじめ工場で適切な形に切断・加工するため、安定した加工品質で、工期短縮によるコスト低減はもちろん、廃材が出ないことできれいな建築現場を保つことができます。
軸組みの骨格強度をアップ
「金物接合」。
従来の木造軸組工法は、柱などをくりぬき、そこに先端を細くした梁を組み合わせるなどの加工を施すため、木材の欠損部分が大きくなり、地震の揺れなどが心配でした。
「ハイブレスト工法」は、こうした弱点を改良するため接合金具を使用。木材の削り取り部分を最小限に抑えながら、しっかりと梁や柱を固定します。
地震に抵抗する「根太レス工法」
1階と2階の床下にある根太を設けず、24mmの構造用合板を直接梁材に留め付ける根太レス工法は、地震や台風時に発生する横方向の揺れに強い工法です。
地震、台風に強い「耐力壁」
耐力壁として採用しているnovopanSTPⅡは国土交通大臣認定を取得した高強度のパーティクルボードです。パーティクルボードは構造用面材として求められるせん断剛性が、合板に比べ2倍以上なので地震・台風に対して強い家を作ることができます。
スミノイエでは建てる全ての家で
構造計算をしています。
構造計算とは、建物の木造部分に使用される材料を解析し、鉛直荷重、風荷重、地震荷重のそれぞれについて層間変形、偏心率、剛性率をチェック。安全性や使用性を確認します。そして、その結果をもとに建物と一体となる基礎の計算を行います。
将来のリフォームも構造計算書をもとに、安心して計画することができます。
解析
構造部材の一本一本、接合部一ヶ所ごとの力をチェック。
鉛直荷重
柱・梁・床・壁などの自重(固定荷重)、人・家具・家電などの重量(積載荷重)、地域に沿った雪の荷重(積雪荷重)に耐えるか。
風荷重
各層を考慮した強風に耐えるか。
地震荷重
建物が受ける横揺れの力に耐えるか。
層間変形
各層の変異差と階高を確認し変形しにくいか。
偏心率
住宅における耐力壁などの要素がバランスよく配備されているか否かを判定。建物の重心(質量の中心)と剛心(剛性の中心)を近づけ、地震時のねじれを少なくする。
剛性率
材料のずれ変形に対する抵抗の大きさを考え、建物の高さ方向のバランスを判定する。
基礎計算
建物の荷重と地盤調査での地盤耐力を相互に判断し、基礎の幅や鉄筋の適切な仕様を判定する。
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ハイブレスト工法
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ダブル断熱工法
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断熱等級7(オプション)
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床下暖房